オープン特別を2連勝。4歳秋を迎えて、
インカンテーションが軌道に乗ってきた。羽月師は「体重は変わっていませんが、肉付きはダート馬らしく、たくましくなってきました。威圧感が出てきました」と
パワーアップを強調。「去年とは力強さが違います。願わくば軽く雨でも降ってくれれば」と昨年2着の雪辱に燃えている。
1週前追い切りで気難しさを見せた
ナムラビクターは2日、栗東坂路で4F59秒3-41秒8-13秒4をマーク。攻め切れなかった分を週末に補った。福島師は「先週は気分を害してしまったようなので、あれは追試のようなもの。相変わらず調教では苦労するが、一度実戦を使った上積みは見込めると思うよ」と前向きに語った。
グランドシチーは7歳の秋を迎えたが、まだ力は衰えていない。前走の
シリウスS(6着)について「休み明けで58キロを背負っていた。状態もそれほど良くなかったが、スタートから行きっぷりが良かった。久しぶりにいい競馬ができたと思う」と馬渕助手。今後はチャンピオンズC(12月7日・中京、ダート1800m)を予定しており、何としても賞金を上積みしておきたい。
提供:デイリースポーツ