「2歳新馬」(京都4R・ダート1400m)
中団から一気に差し切り“一発ツモ”。4番人気の
クリノダイスーシー(牡、
父スターリングローズ、栗東・高橋忠)が1分26秒8のタイムで勝ち名乗りを上げた。中団馬群から3、4角をきれいにさばいて直線へ。岩田の左ステッキに応えて加速すると、残り1Fで堂々と先頭に躍り出て勝負を決めた。1馬身差の2着は外から追い込んだ14番人気の伏兵
オンワードバース、さらに1馬身半差の3着は中団からじわじわ伸びた3番人気の
ヒラボクテイオー。1番人気の
アワードジャックは終始反応が悪く12着に沈んだ。
岩田は「まだ太いので伸びしろも大きいでしょう」と高評価を与えた。当初は「クリノイーピン」と命名されたが、入厩後に期待が膨らみ、マージャンの役満・大四喜(だいすーしー)に変更。栗本博晴オーナーは「名前を変えてよかったよ」と喜んでいた。
提供:デイリースポーツ