「2歳新馬」(福島5R・芝1200m)

　他馬を置き去りにするロケットダッシュで快勝。スタートの“うまさ”を見せつけて、3番人気のマズイマズイウマイ(牡、栗東・音無)が芝1200m戦で初陣を飾った。タイムは1分10秒4。抜群の発進から父サクラバクシンオー譲りのスピードを発揮し、道中はライバルを引き連れて快調にラップを刻む。勝負どころで後続に差を詰められたが、“まずい”と思わせるシーンはなく危なげなく押し切った。首差の2着は好位を運んだ4番人気のアクイーユ、さらに2馬身差の3着には1番人気のテイエムシャンパンが入った。

「ゲートは速い馬。行ければ行くつもりでした」と松若。最後は2着馬に詰め寄られたが「ゴール前でもうひと伸びをしてくれた。怖がりな面があり、その点が良くなれば」と勝負根性をたたえていた。

提供：デイリースポーツ