栗Eコースでキャンターをした後、併せ馬の相棒、
ヴェルステルキングと合流して、CWに登場した
ヴィルシーナ(栗東・
友道康夫厩舎)。馬場入り時、珍しく立ち止まる仕草を見せたものの、キャンターに移ると、スムーズに走り出した。
道中のペースはかなり遅く、普通なら折り合いを欠きそうなペース。しかし、ゆったりと走れているので、そのあたりは心配ない。直線、内から並びかけるとあっさりと先着したが、相手の手応えも楽。時計は6F86.3〜5F70.8〜4F55.2〜3F40.0〜1F11.5秒と終いは非常に速い数字だが、それほどのインパクトを感じなかったというのが本音。(取材・写真:井内利彰)