毎日王冠では大敗を喫した
ワールドエース。「復帰戦が案外な結果。仕上がりに問題はなかったし、左回りが合わないとは思えませんが…」と池江師も困惑した表情を隠せないが、1週前追い切りは栗東坂路で4F51秒7-12秒5(一杯)をマーク。活気のある走りで併走馬に2馬身先着と、好気配を印象づけ、状態の良さは疑いようがない。「前走の敗因はつかめませんが、仕上がりは良好。京都のマイルは悪くないので、見直したいですね」。春には同舞台で行われた
マイラーズCで驚異のレコード勝ち。良績のあるコースに変われば当然、見直しが必要だ。
スワンSで2着に健闘した
サンライズメジャー。「惜しい内容。内枠ならもう少し楽な競馬ができたと思うけど、外枠なりに上手に乗ってくれました」と、前走を振り返る浜田師の表情は明るい。1週前追い切りは栗東坂路で4F60秒3-14秒2(馬なり)と軽めだが、適度な
テンションを保ち気配は良好。体にも張りがあって前走の状態を保っている。近走は折り合いに進境を見せ、6月以降は(2)(1)(3)(2)着と安定感は抜群。「中間の調整は順調だし、京都のマイルには良績がありますからね。強い相手にどこまでやれますか」と挑戦者の立場に変わりはないが、目下の充実ぶりなら、ここでも十分勝負になる。
提供:デイリースポーツ