状態は最高潮だ。
クラレントは火曜朝、栗東坂路で力強いフットワークを見せて4F67秒1を計時。最終追い切りに向け、しっかりと体調を整えた。橋口師は「ここまでは予定通りにきている。獲りたいと思っていたサマーマイルシリーズも獲れたし、今は馬が充実している」と目を細める。悲願のGI初制覇に向け「今回が一番イレ込んでいるよ」と独特の表現で意気込みを示した。
昨年の2着馬
ダイワマッジョーレが復調ムードだ。火曜朝は栗東坂路で4F65秒5。活気のある姿を見せた。前走の
毎日王冠は14着と大敗したが、中間、短期放牧を挟んで気配は上向き。渋田助手は「1週前追い切りはフレッシュな感じで、ラストの反応も良かった。状態はいい」とうなずく。「最近は不振だが、舞台、距離と条件はそろっている。レースとの相性もいいから」と反撃を期待した。
提供:デイリースポーツ