未勝利、500万下を楽々と連勝。東京9R・からまつ賞(芝1400m)は
ディープインパクト産駒の
ショウナンアデラ(美浦・二ノ宮)が1番人気に応えて危なげなく抜け出した。道中は4、5番手をリズム良く追走。残り300mでの蛯名の
ゴーサインに瞬時にギアを上げて、マイペースで逃げる5番人気の
ダイトウキョウ(2着)をあっさりとらえると、ラストは流してのゴール。3/4馬身という着差以上に余裕のある勝利だった。勝ちタイムは1分22秒2。さらに1馬身半差の3着には中団から伸びた6番人気の
ドルメロが入った。
蛯名は「いい形で運べたし、しっかり伸びてくれた。まだ脚元が丈夫ではなく、今後ケイコで攻められるようになればね。素質があるのは分かっているから」と、体質強化を課題に挙げる。二ノ宮師は「もっとシュッという脚で抜けてくれば」とぜいたくな注文をつけながらも、満面の笑みを浮かべた。
提供:デイリースポーツ