秋の中京開幕日に行われる
金鯱賞。今年は強力メンバーの
毎日王冠を制した
エアソミュールがエントリー。
サトノノブレス、
ラストインパクトといった重賞の常連や、屈腱炎明けの
ウインバリアシオンなどを制して重賞連勝となるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/6(土)
金鯱賞(3歳上・GII・中京芝2000m)
エアソミュール(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)はメンバーが揃っていた
毎日王冠で優勝。何度も前が塞がって、開いた所を一気に抜け出すという強い内容だった。今年に入って重賞2勝目と本格化したと言えるだろう。ここは骨っぽいメンバーが揃ったが、上位争いが期待される。
サトノノブレス(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)は前走の
天皇賞・秋では良い手応えで直線に向いたものの、詰まってしまい力を出すことができなかった。スムーズなら上位争いまで持ち込めたと思われる。今回は前走に比べると相手が楽で、上位争いは必至だろう。
ウインバリアシオン(牡6、栗東・松永昌博厩舎)は
宝塚記念後に2度目となる屈腱炎を発症。幸い軽度だったのでここで復帰する。回復度合いが鍵となりそうだが、能力はここでは上位で、昨年のようにいきなりからの好走が期待される。
ラストインパクト(牡4、栗東・松田博資厩舎)は前走の
京都大賞典で優勝。
タマモベストプレイの押し切りが濃厚だったところを一気の末脚で交わし去った。距離短縮のここでもチャンスは十分。
その他、休み明けでも力のある
オーシャンブルー(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)、
天皇賞・秋で勝ち馬から0.3秒差だった
カレンブラックヒル(牡5、栗東・
平田修厩舎)辺りも好走圏内。発走は15時35分。