ワンダーアキュートの1週前追い切りは栗東CWで単走。元気いっぱいに6F84秒5-12秒8(G強め)をマークし、久々をひと叩きされて気配も好調時に近づいてきている。「(1週前は)しっかりやるように指示を出した。馬場が悪くて時計は出なかったが、負荷はかかったと思うし、直前にサッとやれば態勢は整うはず」と佐藤正師。「前走(
JBCクラシック3着)を見てもまだ衰えは見られないし、中京の千八も問題はないよ」と期待を寄せる。間もなく9歳を迎えるが、6月の
帝王賞では
コパノリッキーを破ったように、馬自身は老いてますます盛ん。豊富なキャリアを生かして、待望の中央GIを奪取する。
復活が期待される
ホッコータルマエ。栗東坂路の1週前追い切りでは、併走馬に手応え劣勢ながら4F53秒9-13秒4(一杯)をマーク。動きに活気が出て前走以上には走れる状態だ。「攻め駆けするタイプではないので分かりづらい面はありますが、馬場状態のいい時間帯に追ったとはいえ、動きは良かった。休み明けの前走でも一瞬グッと伸びてくれた。今度は楽しみですね」と主戦の幸も手応えを感じ取る。完調手前の前走をひと叩きされ、出来は急上昇。GI5勝、重賞9勝を挙げる実力馬だけに、巻き返しは必至だ。
提供:デイリースポーツ