12月7日(日)に中京競馬場で行われる
チャンピオンズC(GI・ダ1800m)に出走する
コパノリッキー(牡4・栗東・
村山明厩舎)について、
田辺裕信騎手に話を聞いた。
「前走(
JBCクラシック・GI・ダ2000m・1着)は、良いスタートが切れましたし、ハナを主張する馬もいませんでしたので、逃げる競馬をしました。レコードタイムでしたが、時計の出やすい馬場でしたからね。普通に走れましたし、強い勝ち方だったと思います。2走前の
帝王賞(GI・ダ2000m)では2着に負けましたから、勝ててホッとしました。
中京は初めてになりますが、前走の盛岡も初めてでしたし、特に心配はしていません。左回りは走り慣れていますしね。2000mだと力んで走るので、1800mに距離が短縮されるのはこの馬にはプラスです。中京のダート1800mの場合、スタート地点が坂の途中にあり、滑って躓く馬が多いので、スタートは気をつけようと思います。最後の直線には坂もありますので、3、4コーナーであまり脚を使わないで競馬をするのが理想ですね。
前回は逃げましたが、どこからでも競馬をしやすいのが強みです。何とか良い形でダートの頂点に立ってもらいたいので、頑張って騎乗します」(取材・写真:佐々木祥恵)