■コパノリッキーを管理する村山明調教師

――今朝の追い切りはいかがでしたか?
村山「指示どおりに乗ってくれたと思います。最後もしっかり併せ馬で動けていたと思います」

――従来の直前追い切りと比べていかがですか?
村山「今回、本当にいい内容の調教ができたと思います」

――改めて前走は強い勝ち方でした。
村山「オーナーと一緒に見ていました。ハナ行った瞬間に『あれ?ハナにいっちゃうの?』というかんじだったんですけど。結果的にそれで強い勝ち方をしてくれたので。田辺騎手が馬に逆らわず、本当にうまく乗ってくれたと思います」

――今回の舞台は中京競馬場です。
村山「こればかりはやってみないとわかりません。でも、左まわりの経験はあるんで。不安半分、期待半分というかんじですね」

――コース形態についてポイントは?
村山「スタートして坂があるので、先行するのにちょっと力を使うかな、というのはありますね」

――相手が揃いました。展開については?
村山「そのあたりは…そうですね。本当に強い馬が集まってきているレースなので。そのへんはジョッキーの判断に任せたほうがいいかな、と思っています」

――ターゲットにされる立場ですね。
村山「そういう流れになるかもしれないですね。ここまで順調にきているんで、いい状態でレースにのぞめると思います。全力を出し切ってくれたらいいな、と思います」

――オーナーから風水的な指南はありましたが?
村山「当日になってみないとわからないので。当日、オーナーから指示されるかもしれません。僕らは馬をいい状態に仕上げて、いつもと変わらずジョッキーにバトンを渡すのが仕事。特に変わったことはしていないです」

――最後にひとこと。
村山「フェブラリーSは最低人気で勝つことができました。ファンの方に声援をいただいてここまでこれました。ファンの方の声援に応えられるようなレースが出来たらと思います」(取材・写真：花岡貴子)