チャンピオンズCを制した
ホッコータルマエだが、一夜明けた8日はのんびりと厩舎で過ごした。「カイバも食べているし、とくに疲れている様子もありません。いつも通りですね」と担当の相良助手。
交流GIはすでに5勝していたが中央GIは未勝利だっただけに、西浦師も相良助手も「勝ててホッとした」と安堵の表情だった。
「ゴール前200mから
ローマンレジェンドに競られ、さらにゴール前で
ナムラビクターから競られ、ずっと追い通しだった。でも、それでも最後もうひと伸びするのだから凄い。昨日のタルマエはまた新しい一面をみせたね」(西浦師)
苦労したのはレース後、表彰式へ向かう直前だったそうだ。「敏感なタイプなのでレースが終ったあとでも気持ちが昂ぶる。だから、自身の用意ができたらすぐに表彰式に向かいたかった。でも、検量室の前で何周かしなければいけないようで、その間タルマエをなだめながらまわっていました」(相良助手)
次走は
東京大賞典(大井、12月29日)を予定している。
(取材・文:花岡貴子)