現地時間14日、香港・シャティン競馬場で行われた
香港スプリント(3歳上・GI・芝1200m・14頭・1着賞金1054万5000香港$)に、日本の
スノードラゴン(牡6、美浦・
高木登厩舎・
大野拓弥騎手)、
ストレイトガール(牝5、栗東・
藤原英昭厩舎・
岩田康誠騎手)、
リトルゲルダ(牝5、栗東・
鮫島一歩厩舎・
M.デムーロ騎手)が出走。
レースは、
ストレイトガールが中団の前、
リトルゲルダは中団後方、
スノードラゴンは最後方から進める展開に。直線に入って、
ストレイトガールが外に出して脚を伸ばし、逃げるZ.パートン騎手騎乗の
エアロヴェロシティ(セ6、香港・P.オ
サリバン厩舎)らとの差を詰めたものの、捕まえるまでには至らず、結果3着でのゴールとなった。直線勝負に賭けた
スノードラゴンは8着、
リトルゲルダは14着に終わった。
勝ったのは
エアロヴェロシティ。2着は
ペニアフォビア(セ3、香港・A.
クルーズ厩舎)だった。勝ちタイムは1分08秒57。
【
ストレイトガールを管理する藤原英調教師】
外枠でもベストポジションがとれて、ハマったと思ったけど、残られたらしょうがない。勝ちパターンに持ち込めたのは、岩田の経験のなせるワザ。でもさすがに勝った馬が強かった。
【
スノードラゴンを管理する高木調教師】
ゲートでまわりの馬が暴れいたみたいで、ずいぶん待たされて、スタートからリズムが悪かった。前も流れていたし、うまく外には出せて、来るかと思ったんだけど、手前を変えられなかった。悪い時と同じパターンでした。
【
リトルゲルダに騎乗した
M.デムーロ】
いつものこの馬ではなかった。最後は手前を何度も変えていて、左前脚に違和感があった。
【日本馬プロフィール】
◆
スノードラゴン(牡6)
騎手:
大野拓弥厩舎:美浦・
高木登父:アドマイヤコジーン母:マイネカプリース母父:タヤスツヨシ馬主:岡田牧雄
生産者:イワミ牧場
通算成績:36戦8勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:2014年
スプリンターズS(GI)
◆
ストレイトガール(牝5)
騎手:
岩田康誠厩舎:栗東・
藤原英昭父:フジキセキ母:ネヴァーピリオド母父:タイキシャトル馬主:廣崎利洋
生産者:岡本牧場
通算成績:24戦8勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:2014年
シルクロードS(GIII)
◆
リトルゲルダ(牝5)
騎手:
M.デムーロ厩舎:栗東・
鮫島一歩父:Closing Argument母:Bijoux Miss母父:Buddha馬主:栗山良子
生産者:Dapple Bloodstock
通算成績:21戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年
セントウルS(GII)