現地時間14日、香港・シャティン競馬場で行われた
香港C(3歳上・GI・芝2000m・12頭・1着賞金1425万香港$)に、日本の
アルキメデス(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎・
岩田康誠騎手)が出走。
アルキメデスは中団の内でレースを進め、直線でも内を突いて一時は3番手争いに加わったが、最後まで伸びきるはできず、結果7着に終わった。
勝ったのはゴール前の激しい叩き合いをわずかに制したJ.モレイラ騎手騎乗の
デザインズオンローム(セ4、香港・J.ムーア厩舎)。2着は
ミリタリーアタック(セ6、香港・C.ファウンズ厩舎)、3着は
クライテリオン(牡4、豪・D.
ヘイズ厩舎)だった。勝ちタイムは2分01秒96。
【
アルキメデスを管理する藤原英調教師】
内枠を利用して、あのポジションで、4コーナーを回って詰まるのもわかっていたし、そこから抜け出せればと思ったんだけど、力が足りなかった。1、2着の馬は強かった。たまたまで勝てるほど甘くはないということ。ここ(香港)は毎年狙っているんだけど、勝つのはそれほど簡単なことではない。また来年、勝てるようにがんばります。
【
アルキメデスに騎乗した
岩田康誠騎手】
久々のぶん、馬が力んで走っていた。
【日本馬プロフィール】
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アルキメデス(牡5)
騎手:
岩田康誠厩舎:栗東・
藤原英昭父:アドマイヤムーン母:アーキオロジー母父:Seeking the Gold馬主:H.H.シェイク・モハメド
生産者:ダーレー・
ジャパン・
ファーム
通算成績:14戦6勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:2013年朝日
チャレンジC(GIII)