「2歳新馬」(阪神5R・芝1800m
クラシックを意識させる内容だ。1番人気の
ディープインパクト産駒リアルスティール(牡、栗東・矢作)が力強く抜け出し、1分50秒8のタイムで快勝した。スタートを決めて、行きたい馬を行かせて道中はじっくりと中団を追走。勝負どころで外に出すとスッと先団との差を詰めて、直線半ばであっさりと勝負を決めた。全兄は13年
東スポ杯2歳S、今年の
毎日杯で4着した
ラングレー。曽祖母が名牝ミエスクで、
母ラヴズオンリーミーの半姉ランプルス
ティルトスキンは仏GIのマルセルブサック賞など欧州GIを2勝、半弟
タワーロックがダービー
トライアルS・愛GIIで2着と母系も優秀。なお、3馬身半差の2着は最後方から脚を伸ばした2番人気の
リベレーター、さらに2馬身半差の3着には5番人気
メイショウリンクスが入った。
福永は「かわす脚が速過ぎた。モノが違うね」と絶賛する。リーディング争いを繰り広げる矢作師も、貴重な勝ち星を積み上げ「センスの高さをみせてくれた。何とかクラシックへ」と力強かった。
提供:デイリースポーツ