「2歳新馬」(中山2R・ダート1800m)
ビュイック騎乗の3番人気
モンドアルジェンテ(牡、
父クロフネ、美浦・萩原)が差し切り勝ち。道中は中団馬群の中で折り合い、直線に向くとただ一頭違う脚色で鋭伸。センスの良さを見せつけ、デビュー戦をものにした。勝ちタイムは1分57秒9。いったん先頭に躍り出た5番人気
タマノブリュネットはゴール前で差されて半馬身差の2着。さらに首差の3着には12番人気の伏兵
ユアザイオンが入った。なお、好位から運んだ1番人気
レサンシエルは直線入り口で手応えが怪しくなり、8着に敗れた。
半兄に今年の
福島記念を制した
ミトラを持つ血統馬に、ビュイックは「最後はピリッとした脚を使った。とても素質を感じる」とうなずく。「距離は延びても問題ないが、走り方から、芝よりもダート向きでは」と見通しを語った。
提供:デイリースポーツ