29日、
大井競馬場で第60回
東京大賞典(GI・3歳上・ダ2000m・1着賞金7000万円)が行われ、好スタートから2番手につけた
幸英明騎手騎乗の1番人気
ホッコータルマエ(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)が、直線で逃げた2番人気
コパノリッキー(牡4、栗東・
村山明厩舎)を交わして抜け出し、これに4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒0(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に8番人気
サミットストーン(牡6、船橋・
矢野義幸厩舎)が入った。なお、3番人気
ワンダーアキュート(牡8、栗東・佐藤正雄厩舎)は7着、米国から参戦した7番人気
ソイフェット(セ6、米・L.パウエル厩舎)は16着に終わった。
勝った
ホッコータルマエは、
父キングカメハメハ、
母マダムチェロキー、
その父Cherokee Runという血統。昨年に続く
東京大賞典連覇と、前走の
チャンピオンズCに続くGI連勝を見事に果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ホッコータルマエ(牡5)
騎手:
幸英明厩舎:栗東・西浦勝一
父:キングカメハメハ母:マダムチェロキー母父:Cherokee Run馬主:矢部道晃
生産者:市川
ファーム
通算成績:28戦14勝(重賞11勝)
主な勝ち鞍:2014年
チャンピオンズC(GI)
【
幸英明騎手のコメント】
強かったです。凄い馬です。(道中は)ゲート次第かなと思っていて、逃げることも戦法の一つとして考えていましたが、
コパノリッキーがハナに行ったので、それを見ながらという形になりました。直線に向いた時には手応え抜群で勝てるとは思いました。
GI・9勝という国内記録を超える力のある馬だと思います。これを目標にして頑張っていきたいです。