調教で素晴らしい動きを見せている
カガハリウッド(栗東・谷)が、月曜京都6R(芝1600m)にスタンバイ。幸とのコンビで初戦突破を目指す。
12月31日の栗東坂路では序盤に前が詰まったため、しまい重点の追い切りになったが、ラスト1Fは12秒1の切れ味。4F53秒1と全体時計も水準以上だった。騎乗した末永助手は「ラストは肩ムチ程度。12秒1はさすがにしびれた」とやや興奮気味に話した。
父スクリーンヒーロー、母の
父ピルサドスキーはともに
ジャパンC優勝馬。どちらかと言えば奥手の配合に思えるが、
地方競馬の能検をパスしてから入厩しただけあって、完成度は高い。
谷師も「思っているよりも動くんだよな。ちょっとピリピリしているので競馬に行って悪い方に出なければいいが、2週前に乗った幸は“意外と乗りやすい”と言っていた」とVへの手応えは十分。厩舎の先輩で昨年の
菊花賞馬
トーホウジャッカルと同じ栗毛馬が、初戦から実力を発揮する。
提供:デイリースポーツ