13年
天皇賞・秋、14年ドバイデューティフリー、14年
安田記念と、国内外でGI3勝を挙げた
ジャスタウェイ(牡6歳、栗東・須貝)の引退式が4日、京都競馬場で行われた。
ドバイでの圧勝を受け、IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する『ロンジンワールドベストレースホースランキング』で日本馬初となる単独トップに立ち、14年末まで8期連続でその座を守り通した日本が誇るスター。
天皇賞・秋優勝時の(7)番ゼッケンを着用した世界No.1ホースは、主戦の福永を背に芝コースをキャンターで駆け抜け、最後の勇姿をファンに披露した。
福永は「思い出のレースはやはりドバイ。世界のホースマンが驚いていましたから。貴重な経験をさせてもらいました」と感慨深げ。須貝師も「感謝に尽きる。調教師人生のなかでも、この馬との時間は財産」と穏やかな表情を見せた。
初年度の種付け料は350万円。
ハーツクライの後継種牡馬として期待される。7日に栗東を出発し、北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで種牡馬生活へ。海外GI3代制覇の夢は、18年からデビューする産駒たちに受け継がれる。
提供:デイリースポーツ