AJCCに向け、
ゴールドシップはひじょうに順調に調整を重ねている。先週に続いて今朝の追い切りも坂路コース。500万下の
ディーセントワークを相手に1馬身ほど追走。ラスト1ハロンで鞍上の岩田騎手が仕掛けると、瞬時に反応し併走馬を2馬身突き放した。時計は52.6-38.3-25.0-12.5。
追い切り後、担当の今浪厩務員は開口一番「具合いいよ」と笑顔を見せた。「今朝はそんなに速い時計を出す予定ではなかったのに、迫力もじゅうぶんだったし時計も出てしまった。
有馬記念の後、元気が有り余っているし、とにかく調子いいよ」(今浪厩務員)。
さらに、部分的にいうと「特にトモの筋肉がよくなった」という。「ケッパリがさらによくなった。その分、馬自身がラクに走れるようになったんじゃないかな」と、今浪厩務員。すでに完成されたはずの6歳馬だが、ここにきてさらに上積みを感じさせるというほど「具合がいい」のだ。(取材・写真:花岡貴子)