シュヴァルグランの出走取消で7頭の戦いとなった京都10R・
若駒S(芝2000m)は2番人気の
ゼンノロブロイ産駒アダムスブリッジ(栗東・石坂)が直線で力強く脚を伸ばし、2分1秒1のタイムで無傷2連勝を決めた。ゲートをゆっくりと出て最後方から。ゆったりとした流れになったが、直線でスペースを見つけるとラ
イバル6頭を一気に抜き去った。05年
ディープインパクト、09年
アンライバルド、10年
ヒルノダムール、昨年は
トゥザワールドが制している登竜門。クラシックへ向けて前進する勝利をつかんだ。1馬身1/4差の2着は勝ち馬と並んで差を詰めた1番人気の
ストーンウェア、さらに3/4馬身差の3着には3番人気の
ジャズファンクが入った。
和田は「自分から動いて行けそうだったし(後方待機で)深追いはしなかった。実際、仕掛けてからは脚が違った。これで自信を持って行ける」と絶賛。今後は
皐月賞(4月19日・中山、芝2000m)の
トライアル戦を使う予定だ。
提供:デイリースポーツ