ダート初挑戦となる
皐月賞馬・
ロゴタイプ(牡5・美浦・
田中剛)が、レースに向けて最終追い切りを行った。追い切り後の田中調教師のコメント。
「前走の
中山金杯(2着)も良い状態でしたが、今回もその状態をキープできています。以前、ミルコ(デムーロ騎手)が騎乗した時に、レースを終えて芝コースからダートコースに入って戻ってきたのですが、その時のダートの走りが良かったようで、ダートのレースも合いそうだと言ってくれました。それ以来、どこかで1度ダートを使いたいと考えていました。
普段、北馬場のダートコースで乗っている時の動きも良いですよ。
ロゴタイプの
パワーはダートでも発揮できると思っていますし、スピードがありますから1400mの距離も大丈夫でしょう。クレバーな馬ですから、芝と違う流れでも戸惑わないと思います」
前走の
ジャニュアリーSで、オープンに昇級して初勝利を挙げた
レーザーバレット(牡7・美浦・
萩原清)について、萩原調教師のコメント。
「時計のかかる馬場でしたので、追い切りの数字は特に気にしていないですし、むしろしっかり負荷をかけられたと思っています。前走よりも2走前(
霜月S・2着)の方が状態としては良かったので、そのレベルを目指して調整してきましたが、少なくとも前走くらいのデキにはありますので、状態に関しては心配していません。
前走は強い競馬でしたが、2走前の東京1400mも内容としては良かったので、前走の中山ダート1200mから舞台が変わるのは問題ありません。重賞で相手は強くなりますが、近走の充実ぶりは武器になると思いますので、ここでも好走を期待したいですね」(取材・写真:佐々木祥恵)