持てる資質を存分に発揮した。東京9R・
セントポーリア賞(芝1800m)は、断然の1番人気
ドゥラメンテ(美浦・堀)が、2着以下に5馬身差をつける圧勝。文句なしの強さでクラシック候補に名乗りを上げた。序盤は縦長の展開のなか、中団で脚を温存。勝負どころから前と後ろの差が一気に詰まり様相が一変すると、直線では馬場の真ん中を堂々と抜け出して後続をあっという間に突き放した。勝ちタイムは1分46秒9。大きく離れた2着争いは5頭が横一線となるなか、馬群をさばいて脚を伸ばした7番人気
ウェルブレッドが最先着。さらに頭差の3着には最内をロスなく立ち回った12番人気の
グラブザフラッグが入った。
「きょうは返し馬から落ち着いていた。能力は見ての通りすごい。いつの間にか先頭に立っていた」と
石橋脩。次走についてサンデーレーシングの吉田俊介代表は「
共同通信杯(15日・東京、芝1800m)も視野に入れながら」と話した。
提供:デイリースポーツ