昨日(2/11)坂路で追い切りを終えた段階では、
共同通信杯(GIII・芝1800m)の出否が未定だった
ドゥラメンテ(牡3・美浦・
堀宣行)だが、追い切り後の状態も問題ないことから、出走が決まった。名牝
アドマイヤグルーヴの子で、前走
セントポーリア賞の勝ちっぷりからも注目されている同馬について、橋本篤典調教助手に話を聞いた。
「前走を使う段階で、その後中1週の
共同通信杯を視野に入れていましたので、セーブしながら調教を進めていました。ただ稽古の動きが良い馬なので、前走前は少しずつ調教が強くなっていき、こちらが思っていた以上に馬ができていましたし、想像以上の競馬で勝ってくれました。その分、レース後に反動が出るかどうか慎重になりましたので、出否の
ジャッジが遅くなりました。
テンションが上がりやすい馬ですが、2歳時に2戦した時とは雲泥の差で、今回は落ち着いています。飼い葉も上がることなく、しっかり食べています。昨日は軽めに追い切りましたが、中1で追い切る形になっても、
テンションの方も大丈夫です。前走と同じくらいの状態で出られると思いますので、良い勝負ができそうです。今日(2/12)は北馬場でダクだけ踏みましたが、元気がありますし、歩様にも硬さがなくて良い感じでした」(取材・写真:佐々木祥恵)