条件戦を2連勝中の
ラングレーは栗東坂路でラスト重点に攻められ、
キャロライン(3歳未勝利)に先着。好調キープをアピールした。4F52秒7-38秒9-12秒5。全弟
リアルスティールは先週の
共同通信杯を快勝。「相手が動いたのでようやくかわしたという感じだったが、乗りやすさを感じた。前走の勝ち方がとても良かったので」と初コンビの和田は、兄弟による2週連続重賞Vへ手応えをつかむ。
一昨年の覇者
ヒットザターゲットは、栗東坂路を軽快に駆け上がり4F52秒9-38秒3-12秒6をマークした。「前回の追い切りでは自分からやめるような感じがあったが、今回は良かったですよ」と清生助手。前走の
ジャパンCは12着に敗れたが、放牧を挟んでリフレッシュ。本来の動きを取り戻したようだ。「小倉との相性もいいですからね」と力を込めた。
堂々の一番時計だ。平たん小回りの舞台を追い風に賞金加算を狙う
カレンブラックヒルが、栗東坂路で躍動した。残り3Fから一気に加速して、4F50秒3-37秒2-12秒8を記録。さすがのアクションを披露した。「調教はいつも動く馬だが、いい意味で変わりなくきています。ずっと強いところとやってきましたからね。ハンデ(58キロ)は仕方がないでしょう」と秋山はGI馬の底力を信頼していた。
提供:デイリースポーツ