ドバイシーマクラシック(3月28日、メイダン、芝2410m)へ向けて調整されている
ハープスター(牝4、松田博厩舎)が乗り運動を再開した。
この日は厩舎まわりの運動時から調教パートナーである松田剛助手がまたがった。その後、坂路下の馬場へ移動してダグを踏んだ。
ハープスターは復帰戦の
京都記念で5着に敗れた際に外傷を負った。この傷は「自分の蹄鉄を自分の脚にぶつけたため」に出来た裂傷だった。ふだん、松田博厩舎はレース後の火曜日も乗り運動をするが、今回の
ハープスターについては「傷が開いてはいけないから」(松田博師)と厩舎まわりの運動にとどめていた。
「木曜日から乗り始めることも考えたが、天気の影響で馬場が悪かったので控えていた」(松田博師)とのこと。今後は傷の様子を見ながら、調教ピッチをあげていく。
「馬の体調そのものは元気いっぱい。いま、乗れずにいるから余計に元気が余っている。これからキャンターを再開したほうがガス抜きもできていいだろう」(松田博師)
(取材・写真:花岡貴子)