断然人気に応えた。東京9R・
ヒヤシンスS(ダート1600m)は、単勝1.4倍の1番人気
ゴールデンバローズ(美浦・堀)が完勝。芝のデビュー戦こそ2着に敗れたが、ダート戦に転じた2戦目から3連勝を果たした。道中は中団を追走。勝負どころから外を回って進出すると、直線で鞍上の右ステッキに応えてグングン加速。先に抜け出した
全日本2歳優駿の勝ち馬で7番人気の
ディアドムス(4着)を並ぶ間もなくかわし去り、後続に3馬身半差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分37秒1。2着は5番人気の
イーデンホール、さらに首差の3着には2番人気の
クロスクリーガーが入った。
「先行して砂をかぶらない競馬をしてきた馬だが、今回は出負けしたので中団から。いい経験をして勝てた」と戸崎圭は強さに舌を巻く。米・ファシ
グティプトンセールで同馬を購買したノーザン
ファームの吉田勝己代表(馬主は猪熊広次氏)は、次走について「UAEダービー・GII(3月28日・UAEメイダン、ダート1900m)では。ほかに使うところもないから」と予備登録しているドバイ遠征を示唆した。
提供:デイリースポーツ