新馬戦、
札幌2歳Sを連勝した後、
朝日杯FSで
ブライトエンブレムは7着に敗れた。スタート直後にダッシュがつかなかったことも痛かったが、小島茂師は「距離でしょう。(外回りの)阪神の1600mならと考えて行ったが」と残念そうに振り返る。今回もハイレベルな戦いだが「2000mなら。3着は外さないでしょう」と
皐月賞の出走権獲得へ自信満々だ。
中間にヒヤリとするアク
シデントもあった。2月25日の朝に左トモを痛がるそぶりを見せたという。幸い痛みはすぐ引いて、翌日に馬なりの1週前追い切り。さらに3月1日には併せ馬で一杯に追われて、力強く先着して不安を吹き飛ばした。
あと気になるのは天気と馬場だ。今週末もぐずつきそうな予報で、力のいる札幌の洋芝で重賞勝ちしたパワフルなタイプとはいえ「分からない。もっと(道悪が)うまい馬がいるかもしれないし」と半信半疑だ。
だが、泣き言ばかり言っていられない。「与えられた天気と馬場でやっていくしかない。本番は次だが、甘いつくりにする気はない」と指揮官。すっきり勝って楽しみを先へつなげたい。
提供:デイリースポーツ