ベルラップは僚馬
ゴールドシップ(6歳オープン)の胸を借りて栗東CWで併せ馬。
グランプリホースを2馬身先導する形でスタート。2頭が馬体を重ねる形で直線へ。そこからGI5勝馬の威圧に屈することなく、抜きつ抜かれつの攻防劇。勢いと意地がぶつかり合った結果は併入のままフィニッシュした。
手綱を取った浜中は「2週続けて乗せてもらっていますが、こうやってハードな調教をこなしても元気いっぱい。馬体も大きくなって、たくましくなっていますね」と成長を口にする。6F78秒6-37秒6-13秒1という猛調教にも音を上げない体力をつけた今、クラシックを戦える素材へと変貌してきた。
須貝師は「
ゴールドシップと併せることで息をつくりたかった。背丈が伸びて
パワーアップしている」と
ニンマリ。3戦ぶりにコンビを組む鞍上も「GIが楽しみになるようなレースがしたい」と期待を隠さない。
皐月賞本番と同じ舞台で重賞連勝を飾り、1冠目当確のベルを鳴らす。
シンザン記念の覇者
グァンチャーレは、栗東坂路で上がり重点。陣営の想定通りに1F12秒3(4F52秒3-37秒8)をマークし、臨戦態勢を整えた。「先週CWで(6F83秒5-11秒7と強めに)追っているので、坂路でサッと。リフレッシュした効果を感じる動きでした。先週の時点で息の入りも良かったですしね」と北出師。折り合いがついた内容から、距離延長も問題はなさそうだ。
提供:デイリースポーツ