重賞で人気を裏切り続けている
コートシャルマン。1週前追い切りは栗東坂路で4F53秒9-12秒6(馬なり)をマーク。全身を大きく使ったダイナ
ミックな脚さばきで、好気配を漂わせている。「いまだに阪神JFの敗因がつかみきれませんが、前走はうまく流れに乗って、崩れずに走ってくれましたからね」と松永幹師。続けて、「中間に短期放牧を挟みましたが、仕上がりは良好。実績のある距離で巻き返したいですね」と反撃を誓う。千四は2戦2勝と好相性。得意の距離に戻って真価を発揮する。
ここ2走は精彩を欠いている
ダノングラシアスだが、ともに敗因は明白。「阪神JFは外枠で前に壁をつくれなかったし、前走はスタートが良過ぎてハナへ。前に馬を置いて、脚をためる形の方が合っているからね」と吉田助手が言うように、スムーズな競馬さえできれば巻き返す力は持っている。1週前追い切りは栗東坂路で4F53秒5-12秒6(馬なり)。攻め駆けするタイプとはいえ、持ったままで1馬身半先着と動きの良さが際立つ。初コンビとなる福永は今年、早くも重賞3勝を挙げる大活躍。勢いに乗る鞍上を迎え、反撃の準備は整った。
提供:デイリースポーツ