今朝11日、
ドバイシーマクラシック(3月28日・メイダン芝2410m)に向けた
ハープスター(栗東・松田博資厩舎)の追い切りは、CWで
ラストインパクトとの併せ馬。先週とは違って、今朝は相手の内で少し先行するような形だった。
先週よりも速いラップを刻んで先行。ただ、相手もぴったりと外に併せていたので、精神的なプレッシャーも感じながらの走り。直前に向いて、相手が楽に並びかけると、あとは追うごとに相手に引き離されていく。以前から感じていることだが、右回りで右に馬がいる状態だと、どうも走りが窮屈に見える。
時計的にも3F39.2〜1F13.2秒と勝負どころからの数字が遅く、見た目にはかなり不安を感じるが、このパターンだと攻め駆けしないのは以前と変わっていない。それよりも併せ馬のパートナーを強化して、しっかり負荷をかけたという点を評価するべきかも知れない。(取材・写真:井内利彰)