史上初のキャリア1戦馬による
共同通信杯V。デビューから2連勝で
トライアルに臨む
リアルスティールの1週前追い切りは、栗東CWで6F81秒6-11秒4(仕掛け)。併走馬を瞬時にパスし、抜け出してからも集中した走りを披露した。「(1週前追い切りは)すごくいい感じだった。前走からさらに良くなって、雰囲気が出たね。折り合いもつくし、馬込みも大丈夫」と福永は相棒の力に信頼を寄せる。コーナー4つのコースが鍵となるが「さほど心配はしていない。器用さを持ち合わせているかどうかを、ここで見てみたい」と期待は大きい。無傷で
皐月賞(4月19日・中山、芝2000m)の舞台へと駆け上がる構えだ。
共同通信杯は、勝ち馬
リアルスティールから6秒2差の最下位(12着)に敗れた
ダノンメジャー。異常歩様による調教再審査となったが、橋口弘師は「前走は直線で手前を変えただけで、何ともないよ」と説明する。1週前追い切りは、栗東Eで5F58秒7-13秒5(一杯)と破格の好時計をマークした。歩様に乱れもなく、体調面に不安はない。「中間はしっかりと調教をやったし、状態はいい。メンバー的に力は引けを取らないと思うので頑張ってほしい」とトレーナーは闘志を燃やしていた。
提供:デイリースポーツ