シルクロードSから間隔をあけて臨む
アンバルブライベン。1週前追い切りは
田中健を背に栗東坂路で4F49秒6-11秒9(一杯)。攻め駆けするタイプとはいえ、破格の時計をマークし、絶好調をアピール。6歳にしてまさに充実期を印象づけた。「1週前なのである程度、気合をつけて追った。状態はいい意味で維持できている。前走の疲れも取れたね」と福島師。作戦を聞かれると、「とにかく、今回も(ハナへ)行くだけ。自分のペースで運べれば強いと思っているよ」と力強いコメント。持ち味のスピードをフルに発揮して勝利をもぎ取る。
サクラゴスペルは2年ぶりの
オーシャンS制覇で見事に復活。一昨年は4着に健闘しているだけに、今年も当然、期待が高まる。「このレースは4年連続の参戦となるが、過去3年との比較で心身ともに成長が見られる。コンディション面はこれまでで一番と言っていいでしょう」と尾関師。美浦Wの1週前追い切りでは、折り合いをピタリとつけ4F55秒5-13秒1(馬なり)。力感十分のフットワークで好気配を維持している。7歳でもまだまだ衰えは皆無。前走のように、ためを利かせる競馬で一発をもくろむ。
提供:デイリースポーツ