24日、
ドバイワールドカップで
ホッコータルマエに騎乗予定の
幸英明騎手が前日に続きメイダン競馬場に姿を見せた。この日も幸騎手は
ホッコータルマエには騎乗せず、愛馬の状態を見守った。
「僕は追い切りには乗りませんが、レースの前に一度(水曜か木曜に)感触をつかむために騎乗します。ゲート付近からゲートを見せるか、場合によっては出すかもしれません。日本ではゲートでもすごく落ち着いているんですが、こちらではちょっとゴショゴショするかもしれません。でも、日本よりゲートの枠そのものは小さいので、動こうにも動けない状況になるとは思います」(幸騎手)
今朝も
ホッコータルマエはゲート裏を周回していたが、近くで
タップザットがゲートを出入りしたり、芝を横切る馬がいたときに目の色が変わったそうだ。「『出るの!?』という気持ちになったのでしょうね。明らかにスイッチが入っていました」(幸騎手)
なお、レース当日はゲート対策としてメンコを着用する予定だ。
また、この日、幸騎手はアブダビテレビの取材を受けた。メイダンの馬場については「時計がかかる馬場はこの馬にとっては有利だと思います。距離は2000mがベストですね」と話した。
続いて、
ホッコータルマエの長所については、「素直な馬なので、すごく乗りやすいです。思うようなレースができます」と愛馬の自在性を強調。厳しいレースになると思うが、という問いには「全馬どの馬も強いので厳しいレースにはなると思います。でも、チャンスはあると信じています」と笑顔で答えた。幸
スマイルはドバイでも健在だった。
(取材・文:花岡貴子)