“ラストチャンス”で賞金加算を狙う。全兄の6冠馬
オルフェーヴルが11年に制した
皐月賞(4月19日・中山、芝2000m)へ
アッシュゴールドが向かうには、現在の収得賞金1100万円では厳しい情勢。池江師は「そういう意味もあっての
毎日杯。ここが東上最終便ですね」と力を込める。
前走の
きさらぎ賞は中団から力強く伸び、全兄と同じ3着。「折り合い面で成長しているし、やってきたことが徐々に成果として現れている。前走後も厩舎で調整し順調に来ています」と好感触だ。オルフェは3歳春に急激な進化を遂げた。「兄とは違うけど、
アッシュもしっかり成長曲線を描いていますよ」と手応えを口にする。
1週前は池添を背に栗東坂路で僚馬に1秒1先着。2週連続で騎乗した主戦は「先週よりも重さは感じなかった。ここで上位に来られないとクラシックに行けないですから。勝って行きたいですね」と言い切る。重賞初Vで、自ら大舞台への扉を開く。
提供:デイリースポーツ