25日、
ドバイシーマクラシックに向けて
ハープスター、
ワンアンドオンリーが追い切りを行った。
ハープスターは松田剛助手が騎乗し、ダートコースでの追い切り。日本と同じように、長めから意欲的に追われた。時計は、107.5-89.2-71.4-54.3-39.0-10.9。手ごたえは直線強め。
ワンアンドオンリーはクリスチャン・デムーロ騎手が騎乗し、芝コースで5ハロンからの追い切り。直線強めの手ごたえでラスト1ハロンは11秒8であった。
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ハープスター 松田博師
「いつも通り。順調にきていて何よりです。明日は芝コースに入れます。ムーア騎手に乗ってもらい、感触を確かめてもらう予定です」
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ワンアンドオンリー 橋口師
「ちょっとテンの入りが遅いかな、と思って見ていましたが。直線ではしっかり大きなス
トライドで走っていましたね。ムキになるところもよかったし、気分良さそうでしたね。芝丈が日本に比べて長いですが、お父さん(
ハーツクライ)もこの地で最高の走りをしてくれたわけですから、この子もやはりお父さんの子だな、という走りをしてくれると思ってますよ。ゲートが日本とは(仕様が)違うので、明日は念のために見せておく予定です」
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ワンアンドオンリー C・デムーロ騎手
「初めて
ワンアンドオンリーに乗りましたが、とてもよい感触をつかめました。調教は指示どおり、最後の1ハロンは強めにということだったので、その通りの内容だったので満足しています。ドバイの芝コースはよく整備されていていい状態ですね。しっかり散水されていたので、とてもソフトだという印象です。馬は気分よく走っていたので、このコースは合っていると思います」
(取材・文:花岡貴子)