4月5日(日)に阪神競馬場で行われる大阪杯に出走予定の美浦所属馬3頭について、関係者に話を聞いた。
■昨年秋の天皇賞(GI・1着)に優勝し、3着だったジャパンC(GI)以来となるスピルバーグ(牡6・美浦・藤沢和雄)について、高林大輔調教助手
「2月10日に帰厩しました。良い休みになった感じです。体が増えていて休み明けという雰囲気もありましたが、じっくり乗り込んできてだいぶ絞れてきましたし、態勢は整いました。元々調教で走るタイプではないので、坂路での時計はさほど目立ちませんが、気配も良いですし息もできています。競馬に行って、しっかり走れるのではないかと思います。馬体重は10キロほどプラスですが、向こうまでの輸送がありますし、前回と同じくらいの数字で出られると思います。体質的な弱さが解消して、使い込んでもガタッとくることはなくなりました。阪神コースもこなしてくれるでしょう」
大阪杯の後は6月17日、イギリスのアスコット競馬場で行われるプリンスオブウェールズS(GI)に向かう予定。
■今年初戦となった中山記念(GII)で5着だったイスラボニータ(牡4・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師
「前走はスタート後と直線の2か所でぶつけられていますし、...