強敵相手にもまれてきた実力を示した。阪神9R・
君子蘭賞(芝1800m)は
マンハッタンカフェ産駒の2番人気
シングウィズジョイ(栗東・友道)が牝馬同士の争いを制した。好位の外めで流れに乗り、直線半ばで力強く先頭へ。残り100mで内外から有力馬の追撃を受けたが、地力で退けてゴールした。勝ちタイムは1分48秒7。内を突いて伸びた1番人気の
マキシマムドパリが半馬身差の2着。さらに鼻差の3着には4番人気の
ナムラアンが入った。
内田博は「ヨーイドンになるよりは、早めに抜け出す方がいいと思って。いいタイミングで追いだせた」と会心の騎乗に笑顔。友道師も「最後は根性を見せてくれた。これで
トライアルへ行ける」とうなずいた。次戦は
フローラS(4月26日・東京、芝2000m)に挑戦する。
提供:デイリースポーツ