衝撃の末脚でダービー戦線に名乗りを上げた。中山9R・
山吹賞(芝2200m)は4番人気の
ディープインパクト産駒レッドライジェル(美浦・藤沢和)が鮮烈な追い込みを決めてV。未勝利、500万下特別連勝を飾った。5F通過が61秒1。平均的な流れを道中は最後方で構えて、直線では大外へ。中団追走から満を持して抜け出した1番人気の
グレーターロンドン(2着)に強襲をかけると、きっちり首差とらえてゴールした。勝ちタイムは2分13秒8。さらに3馬身差の3着には5番人気の
エニグマバリエートが入った。
メンバー最速の上がり3F33秒7で突き抜けた豪脚は、まさしく父譲り。「ペースも流れてくれたけど、強かった。今は馬が自信を持っているみたい」と柴田善はうなずく。今後は短期放牧を経て、
青葉賞(5月2日・東京、芝2400m)か
プリンシパルS(5月9日・東京、芝2000m)でダービーの出走権獲得を狙う。
提供:デイリースポーツ