圧巻の末脚を披露した。阪神10R・
マーガレットS(芝1400m)は、3番人気の
フミノムーン(栗東・西浦)が、道悪馬場も苦にせず快勝。道中は中団やや後方のインで流れに乗ると、直線では大外から一頭だけ違う脚色で加速。豪快に突き抜けオープン初Vを決めた。重賞で上位争いを演じた実力を見せつけ、賞金加算に成功。
NHKマイルC(5月10日・東京、芝1600m)の有力候補に名乗りを挙げた。勝ちタイムは1分23秒3。2馬身半差の2着は2番人気の
マリオーロ、さらに2馬身半差の3着には1番人気の
ネオスターダムが続き、人気通りの決着となった。
幸は「前走は外々を回らされて、もったいない競馬に。今回は内で我慢して、手応え通りに伸びた」と納得の笑み。西浦師は
NHKマイルCへの直行を明言。「マイルでもペースが速ければ対応できる」と自信をのぞかせた。
提供:デイリースポーツ