天皇賞・春(5月3日・京都芝3200m)に向けた最終追い切りを行った
キズナ(栗東・
佐々木晶三厩舎)。今朝29日は山田誠二調教助手がCコースでキャンター(画像)を1周した後、坂路馬場へ移動する前に
武豊騎手に乗り替わって、坂路で単走の追い切りとなった。
馬の少ない時間帯だったので、進路はいろいろ選べる状況。前半は右埒に近い場所を選んで進み、ラスト2Fで馬場中央といった感じ。前半が行きたがるわけでもなかったし、後半もまっすぐ駆け上がっていたが、時計は4F53.5〜3F39.1〜2F25.6〜1F13.0秒。ラスト1Fの時計は少し遅い印象だが、時計を要する状態ということもあったし、
武豊騎手が跨っての坂路追いは久しぶりだったので、そのあたりが影響しての数字ではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)