前哨戦のニュージーランドTを勝った
ヤマカツエース。この中間は前走後の疲れも見せず、元気一杯だ。とくに最終追い切りでは陣営が想定より速い時計が楽に出たそうだ。
「とくに前半が乗っている感覚より時計が速かった。馬はまったく無理していないのに、速い時計が出るのは具合がいい証拠」と担当の土屋助手は満足げだ。
追い切り後も特に疲れた様子はない。「先週、追い切った後は500キロ。その後、今週の調教後の馬体重も500キロと変わりなし。ニュージーランドTのときと比べたらプラス18キロだね。輸送もあるから、当日はプラス4キロの486キロくらいで出れると思う」(土屋助手)
金曜日は角馬場を4周ほどキャンターで消化した。そして、発表された枠順は6枠11番。「奇数だけど、問題ない。外過ぎず、内過ぎず、ちょうどいい枠順」(土屋助手)とのことだ。
「心身ともに、まだ子供っぽいところはあるが順調にここまでこれた。これからもっとよくなるでしょうが、現段階でやれることはやりました。あとは池添騎手にお任せします」
(取材・文・写真:花岡貴子)