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コスモナインボール=美浦坂路を4F71秒6で上がったあと、美浦Wでキャンターを消化。「予定通りの内容。順調にきています。ええ、すごくいい状態ですよ」と和田雄師は満面の笑みを浮かべた。「枠は外めですが、うまく前々で立ち回ってほしいですね」と積極策から粘り込みを狙う。
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ヤングマンパワー=美浦南Aを経由して美浦坂路へ登場。馬名から抱かせるイメージ通りにパワフルな脚さばきで駆け上がった。タイムは4F68秒5-16秒6。不利のあった前走8着からの巻き返しへ、大村助手は「いい動きでした。すごく元気。本当に順調です」と手応えをのぞかせた。
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フミノムーン=初めての長距離輸送だったが、北添助手は「スムーズでした」とひと安心。前走で減っていた馬体は回復し、7日の計量で前走比8キロ増。「張りがあっていい状態」と好仕上がりに胸を張り、外枠にも「鞍上がうまく導いてくれると思います」と信頼を寄せていた。
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ダノンメジャー=スムーズな輸送で、午後3時半過ぎに到着。前走の
スプリングSは0秒4差の5着。蒔田厩務員は「バルジューがうまく乗ってくれた」と復調を感じさせた内容に満足げだ。8枠(16)番の外枠にも「ごちゃつくよりはむしろいいと思う」と前向きに捉えていた。
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ニシノラッシュ=美浦坂路を4F66秒4-16秒7のタイムで軽快に駆け上がった姿に、3カ月半ぶりとなる影響は感じられない。高木助手は「落ち着いていて、(いい意味で)いつスイッチが入ってもおかしくない。馬体もケチのつけようがない。楽しみはあります」と野心十分だ。
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マテンロウハピネス=初の東京遠征にも動じなかった。藤野助手は「落ち着いています。だんだん成長していますね」とうなずく。2戦連続の中1週だが「体重が減らないし、馬は元気」と前向き。大外枠には「内を見ながら行けると考えるしかないですね」と気持ちを切り替えていた。
提供:デイリースポーツ