春の女王決定戦
ヴィクトリアマイル。
ハープスターの回避・引退は残念だったが、
オークス馬
ヌーヴォレコルトを筆頭に好メンバーが揃った。GI馬が更なる栄光を手にするのか、それとも新たなGI馬が誕生するのか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/17(日)
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・東京芝1600m)
ヌーヴォレコルト(牝4、美浦・
斎藤誠厩舎)は中距離を中心に使われてきたが、前に付けられる脚質からマイルへの対応は可能だろう。前走の
中山記念では牡馬相手に強い競馬での勝利。今が正に充実期だろう。東京コースもピッタリで、GI・2勝目が期待されるところ。
ディアデラマドレ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)は前走の上がり3ハロンが31.9秒。前に行った馬が有利な馬場で鬼脚を使って最後方から差を詰めた。今の東京コースは差しが利く馬場なので、マイルの距離でも十分に対応が可能だろう。
ショウナンパンドラ(牝4、栗東・
高野友和厩舎)は休み明けの
大阪杯で9着。まだ仕上げが甘かった上にかなりの道悪馬場では敗戦も仕方がないところ。一叩きされた上積みは大きそうで、ここは好勝負に持ち込めそうだ。
その他、3連勝で重賞を制した
カフェブリリアント(牝5、美浦・
堀宣行厩舎)、復活が期待される
メイショウマンボ(牝5、栗東・
飯田祐史厩舎)、
レッドリヴェール(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)の両GI馬、昨年のこのレースで3着に入った
ストレイトガール(牝6、栗東・
藤原英昭厩舎)、昨年の雪辱を果たしたい
スマートレイアー(牝5、栗東・
大久保龍志厩舎)辺りも上位争いの候補。発走は15時40分。