スイートサルサは美浦Wを単走、馬なりで4F55秒7-40秒8-12秒6。時計は目立たないが、キビキビとした動きは目を引いた。重賞初Vを飾った前走の
福島牝馬Sは取消明け。対して、中間は何の不安もなく調整ができた。上昇カーブを描いているのは間違いない。
菊川師は「時計はこれで十分。前走はギリギリ間に合った感じで完調とまではいかなかった。今回は体に張りが出た。確実に上積みはあります」と言い切る。「ここを使いたくて、前回は賞金加算の必要があった。勝ちに行く競馬で勝ったことは評価していい」と前向きな言葉を並べた。
マイルの持ち時計はメンバーNo.1。一昨年の長岡S(新潟)を1分31秒7、昨秋の
ユートピアS(東京)を1分32秒1でともに勝利と高速決着には実績がある。田中勝は「競馬は時計じゃないから」としながらも、「前走はゲートを普通に出たし、馬が自分から走って行った。まだ安心はできないが、東京の方がいいし、楽しみを持って乗れる」とニヤリ。一発ムードを漂わせた。
提供:デイリースポーツ