桜花賞では直線外から伸びて2着。樫の舞台で戴冠を狙う
クルミナルの1週前追い切りは、栗東坂路で4F52秒6-38秒5-12秒9(一杯)。最後まで集中力を切らさない走りで、気合も乗っている。「前走は改めて地力の高さをアピールできたと思う。イレ込むようなタイプではないので、距離が延びるのは問題なし。もともと
オークスで面白い、と思っていた馬だしね。中間の雰囲気もいい」と須貝師の表情は自信にあふれる。母はアルゼンチンのGI(芝2000m)を2勝した名牝。血統背景からも底力の問われる舞台は望むところだ。
桜花賞は流れに乗り切れないまま終わった
ココロノアイだが、「着順(10着)は悪かったけど、道中、我慢させたことがここでかみ合えば」と尾関師は前を向く。1週前追い切りは美浦Wで6F78秒9-37秒9-13秒3(馬なり)。余力十分の手応えで好時計をマークした。「騎手が乗って絶賛してくれたし、体調はさらに上向くだろう。負けたことで今回は挑戦者の立場で臨める」と陣営のムードは決して悪くない。
提供:デイリースポーツ