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アンドリエッテ=末脚さく裂の準備は整っている。「馬運車ではおとなしかったが、着いてからは元気いっぱい」と長谷川助手。
桜花賞も上がり3Fはメンバー最速で、破壊力は上位のものがある。「もう一度、あの素晴らしい差し脚を見せてくれれば」と直線強襲劇を思い描いた。
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ルージュバック=厩舎周りを引き運動で約1時間の最終調整。僚馬を前に置き、2頭で隊列を組んでウオーキングを行った。大竹師は「レース前日はいつもこのメニュー。変わりなくいい状態ですね。ジョッキーにいい形でバトンを渡せます」と自信に満ちた表情で話した。
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トーセンラーク=美浦Wを2周。軽やかな動きで好調を伝えた。
ヴィクトリアマイルで18番人気
ミナレットを3着に逃げ粘らせ、3連単2070万馬券を演出した江田照が鞍上だけに不気味さはある。猪又助手も「雰囲気はとてもいい。このまま無事にゲートまで行ければ」と好感触だ。
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ノットフォーマル=土曜の午後に美浦を出発し、3時前に東京競馬場へ入厩した。担当の黛助手は「当日輸送だと、騒がしい馬房に入ってイライラしてしまうので」と説明する。「GIはお祭りだから。乗り役には好きに乗ってもらいたい」と息子である弘人騎手への期待を口にした。
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クルミナル=土曜午後に東京競馬場入り。長距離輸送は初めてになるが、イレ込む様子はなく好気配を漂わせた。「でも、競馬の時に
テンションが上がることもある。今晩からあしたにかけておとなしくできるかだね」と安楽助手は気を引き締めた。
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ディアマイダーリン=美浦坂路を気持ち良さそうに駆け上がり、4F67秒2-16秒1。大一番へ向けて順調ぶりをアピールした。「落ち着いている。当日までこの感じでいければ」と菊沢師。当日の雨予報は歓迎のようで「力のいる馬場はいい。いっぱい降ってほしいね」と話した。
提供:デイリースポーツ