24日、東京競馬場で
オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)が行われ、中団でレースを進めた
浜中俊騎手騎乗の3番人気
ミッキークイーン(牝3、栗東・
池江泰寿厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、好位追走から一旦は先頭に立った1番人気
ルージュバック(牝3、美浦・
大竹正博厩舎)をゴール前で捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒0(良)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気
クルミナル(牝3、栗東・
須貝尚介厩舎)が入った。なお、2番人気だった
桜花賞馬
レッツゴードンキ(牝3、栗東・
梅田智之厩舎)は10着に終わった。
勝った
ミッキークイーンは、
父ディープインパクト、
母ミュージカルウェイ、
その父Gold Awayという血統。抽選で除外されて
桜花賞には出られず、
桜花賞と同日の
忘れな草賞に回って完勝。満を持して出走したこの大舞台でも見事な伸び脚を発揮して、2012年生まれの牝馬の頂点に立った。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ミッキークイーン(牝3)
騎手:
浜中俊厩舎:栗東・
池江泰寿父:ディープインパクト母:ミュージカルウェイ母父:Gold Away馬主:野田みづき
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:5戦3勝(重賞1勝)
【
浜中俊騎手のコメント】
この馬の実力を証明できて嬉しく思います。スタートが上手でないのでそこだけ集中しました。道中はうまく折り合いをつけて直線に賭けようと思っていました。(直線では)手応えもあって、追えばしっかりと伸びてくれる馬なので、何とか交わしてくれという気持ちで追いました。
初めてこの馬に乗せてもらった時からクラシックに一緒に出たいという気持ちがあったのですが、
桜花賞には残念ながら出られませんでした。もちろん自分に責任があると思っていましたし、
オークスはしっかりと結果を出したいという気持ちが強かったので、本当に良かったです。