青葉賞を制した
レーヴミストラルは栗東CWで
アドマイヤカーリン(7歳1000万下)と併走追いを行った。6Fで3馬身追走する形でスタート。鞍上の川田が合図を送ると、すぐさま反応。首は高いが不思議とラップは詰まる。6F85秒8-38秒5-11秒8をマークし、半馬身先着した。
正味1Fだけのサッとした調整。松田博師のもくろみ通りだ。「
青葉賞も普通通り行って権利を獲った。きょうはあまりやる必要がないからな」。来年2月で定年を迎える指揮官にとっては最後のダービーとなる。
中3週と、決して余裕たっぷりのローテではない。前走に続いての長距離輸送。この時期の3歳馬にはいささか酷なだけに、大きな上積みこそ狙っていかないが、最後は現状の力は出せるよう、上がりにしっかり時計を出した。
未勝利勝ちから3連勝でダービー切符をつかんだ。「しまいのしっかりしている松田厩舎らしい馬ですし、先週より今週は随分、雰囲気がいい。あれ以上動かすより、疲れを残さないように。いい状態で本番に臨めます」と川田。しまいの切れは一級品。競馬の祭典でも持ち前の決め脚を発揮する。
提供:デイリースポーツ