6月10日(水)に
川崎競馬場で行われる
関東オークス(JpnII・ダ2100m)に出走予定の
アルビアーノ(牝3・美浦・
木村哲也)について、管理する
木村哲也調教師に話を聞いた。
「前走の
NHKマイルC(GI・2着)は、馬の状態も悪くなかったですし、スタッフも精一杯やってくれました。ジョッキーもあの条件下の中で満点の騎乗をしてくれました。2着という残念な結果で、応援して下さった皆様には申し訳ない思いですが、馬とこの馬に携わってきた方たちには感謝をしています。いろいろな課題に取り組んできて、馬もジョッキーもそれに応えて頑張ってくれましたし、この結果は私自身の経験不足から来るものと思っています。
レース後も脚元を含めて馬体のチェックに2週間くらい時間をかけました。不安がないことをオーナーサイドに報告して、
関東オークスにチャレンジしようということになり、在厩のまま調整を進めてきました。
ダート適性もありそうでしたし、2戦目の東京でのレース(500万下・1着)を使った時点で、最終的には
関東オークスへという話になっていました。その間、
フラワーCに優勝して、
NHKマイルCへと駒を進め、当初の予定通りに
関東オークスに出走となりました。今回距離は延びますが、この馬にとって重要なのは、いかに自分のリズムで走れるかということですね。
調整過程は先週の日曜日(5/31)にウッドチップコースで古馬(
ラゴディラゴライ)と併せ馬をして、今週(6/4)は坂路で15-15のところを乗っていますが、いつも通りの動きでした。最終追い切りは日曜日(6/7)に行う予定です」
(取材・写真:佐々木祥恵)